社会福祉士試験に登場する重要人物の一例ですが、みなさんは既に顔と実績をセットでマスターされているでしょうか?
私が初めて彼らの名前と功績を問題集で目にした時、とっさにこう思いました。
誰?
大学の講義で事前に耳にしたことがあったはずですが、すっかり頭から抜けていました。
1点でも多く得点するために、必死に覚えようとするのですが、なかなか頭に入って来ない焦りに駆られました。
そして、次のように言い訳を思いついたのです。
だってその人たちと会ったことないし、イメージが浮かばないから、名前で覚えようとしても無理があるよ。
「イメージが湧かない」というのが誰もが通る社会福祉士試験の関門ではないでしょうか。
イメージが浮かばないから覚えられない→勉強自体が面白くない→やる気がなくなる→モチベーションが下がる
このような構図があっという間に構築されてしまいます。
ですが、18科目群もある社会福祉士試験です。
恐らくほとんどの受験生にとって、このイメージが湧かなくて覚えにくいという壁にぶつかる瞬間が多々訪れることでしょう。
初見キーワードや難解ワードをいかにイメージしやすくするコツやテクニックを駆使することで合否を分けると言っても過言ではないというのが私の持論です。
冒頭の人物名+実績の例に戻りますが、生まれてから一度も会ったこともない彼らの顔を覚えるために私が行ったことは、以下の2点でした。
1.YAHOOやGoogleの画像検索で実物を確認する。
これはスマホやPCさえあれば今すぐにでも実現可能です。
百聞は一見にしかずではありませんが、まずは当事者の写真を見ていかなる人間であるのかを目視することで、文字で覚えるよりも確実に脳に浸透しやすくなりました。
ちなみに、私は今でも各資格試験を受験するときに、初見キーワードで全くイメージが湧かなかったらすぐに画像検索で調べてイメージを膨らませています。
2.似顔絵作戦
一度や二度写真を観ただけでは脳に定着しづらいものですが、次に自分の手で似顔絵を描いてみると、更に覚えやすくなります。インプットとアウトプットがセットになって定着しやすくなっているという効果があります。
本格的に描こうとしなくても、写真を見ながら特徴をつかんでさっと描くだけでもOKです。
一例野口幽香(似顔絵)1900年二葉幼稚園
という具合に関連キーワードをセットで覚えれば更に覚えやすくなります。
わざわざ絵を描くだなんて、めんどくさいし、実に効率が悪いようにも思えますが、敢えて手描き作業という行動を取ることで、覚えやすくなるものです。
本番でその苦労が実を結ぶものです。
学年ビリから1年で偏差値40上げて慶應義塾大学に合格を果たした坪田塾「ビリギャル」式学習法の3ステップも、このやり方に共通する点があります。
まず解いてみる→分からない→何度も授業動画を観る→実際に紙に書いてみる→それでも解けなかったらまた授業動画を見直す→紙に書いてみるの繰り返し
なかなか人物名が覚えられなくて悪戦苦闘されている方はこのやり方を参考にアレンジしてみてください。