おはようございます。今日は朝からあいにくの天気ですが、私の心の中も雨模様のように1日がスタートしました。
昨日の記事でも扱ったように、資格試験を3年ぶりに不合格になった私ですが、心のヒリヒリが胸やけのように続いております。
こうして記事に思いを綴ることで、セルフケアを行いたいという目的と、最近資格試験等を受けて敗れてしまったけれども、なかなか気持ちが切り替えられないという方に向けて何か感じていただけることがあればという二つの思いで発信しております。
2日前に発表された国家検定キャリアコンサルティング技能士2級実技試験ですが、正直まだ気持ちは立ち直っておりません。
これだけの思いに覆われているということは、どれだけこの試験に対して熱を入れていたのかも再認識しております。
同時に、今の気持ちを忘れたくはないという思いもあり、こうして記録に残すことで、今後必要に応じて見直したいと考えています。
不合格の現実がこれだけ辛いということは、合格の連続が続いていたこの3年間では、忘れかけていた感情でした。
今回、試験の手応えが全くなかったというパターンではなくて、「これはいけるかもしれない」という実感を得られていたのもあり、気持ちの落としどころが難しいという面もあります。
面接と論述という性質上から、公式解答が公開されないため、なぜ不合格になったのかの具体的な要因が分からず、自己内省、自己分析に尽きるという点からも、自問自答を繰り返しています。
今思い返せば、至らない部分が多々あったことは事実ですので、受検の時点ではまだレベルが足りなかったという事実を認めざるを得ない状況です。
そこで素直に認められれば、気持ちの整理が捗り、次のステップに進めやすくなるのですが、一朝一夕にはいかないのは、過去の実績や積み重ねてきた実務経験からだと思っています。
直前に受検した国家資格キャリコン実技試験では、論述も面接も手応えがつかめないままでしたが、約7割の得点で合格を果たすことができ、良くも悪くも調子に乗っていたところもあると思います。
実務経験ベースで手応えが感じられずとも一発合格できたのだから、2級技能士も独学で行けるのではないか。
しかも面接の実務経験は10年ありますので、ロープレを受けなくても、熟練レベルの自信を持って臨んでも良いのではないかと見立てていたところがありました。
そうして受けた試験が手応えがあり、面接に関しては、展開としては望ましいと言われている方策の合意、次回の約束まで到達できたので、にわかに合格への期待が高まっていたという思いがありました。
しかし、何十回と合格番号を照合しましたが(一部合格と合格両方)、何度見直しても見当たりませんでした。
つまり、私の自己評価は試験の合格水準から見ると乖離していたという現実があるのです。
その事実を認めるのが本当にキツイです。
昨日の記事でも触れましたが、試験だけではなくて、これまで培ってきた実務経験まで否定してしまうような気持ちが押し寄せてくるところもあるのがしんどかったりします。
こういうしんどさから目を背けずに、ただただ受け止めて、対策を練って実行することでしか合格は得られないとは思っています。
最後に資格試験で不合格になったのは3年前で、第4回公認心理師国家試験を受験した時のことです。
余談ですが、私は2年以上前から趣味のドラゴンクエストウォークフォトコンテストという企画に毎月参加しておりまして、落選という経験を何十回も経験しております。
毎回30枚以上投稿して、本気で臨んでいる分、落選の事実を知るのはどれだけ回を重ねても慣れずに辛く、直後の3日間くらいは無気力状態に陥っていました。
一番辛いのは、自分の実力が認められなかったという点よりも、周りの入選者達と比較して、自分だけが置いて行かれたような気持ちを覚えてしまう荒んだ気持ちに苛まれてしまうところです。
SNSでの投稿のため、周りの参加者の動向が可視化されるため、勝手に凹んでいる自分がいました。
自分の辛さに焦点が当てられて視野が狭まってしまう状態に自己嫌悪感が拭えないのですが、何度経験してもコントロールは容易くないので、時間の流れに身を任せるのしかないと諦めているところもあります。
その点は、資格試験合格発表後に、合格報告を目にした時の感覚に共通するところがあります。
幸いなことに、フォトコンの場合は、数日後に新しい月に切り替わり、新テーマに取り組むことで気持ちを切り替えやすくなるため、資格試験よりも引きずるスパンが短くて済むという点があるので救われています。
↓過去の入選作品例
さて、話は第4回公認心理師試験不合格当時に戻ります。
前述したように、何よりしんどかったのは、自分だけが置いて行かれてしまったような虚無感や焦燥感に支配されていたことでした。
職場で有資格者が数人いましたが、全て一発合格で、私の周囲には不合格経験者は誰一人いなかったのもあり、「一発で受かるのが当たり前」と思い込んでいたところがありました。
また、私自身が社会福祉士や精神保健福祉士試験には一発合格できたという実績があり、試験内容も共通するところがあるので、初回合格できて当たり前と高をくくっていたところがあったため、不合格の現実を目の当たりにした時に、「いかに自分が無力で無謀だったのか」を突きつけられることとなりました。
今文字にしていても気づきましたが、全て自分の心の中でのサイクルで、誰かから言われたわけでも、指摘されたわけでもなかったのですが、私自身は「受験生を応援する立場を10年近く続けていて、実務経験も5年以上あるのに、不合格になってしまって情けない」と、とことん追い込んでいました。
そして、応援してくださった同僚に不合格報告をした時も、本当にみじめで苦しかったです。
不合格直後はしんどいことの連続でしたが、一つ一つけじめをつけることで、再受験への決意が固まって行く自分も感じられました。
時間が経つにつれて気持ちが冷静に戻り、なぜ不合格になったのかの敗因も分析できるようになっていました。
私の場合は、勉強量と質の両方が不足していたことを自覚しておりましたので、合格するためにはひたすらやるしかないと覚悟を決めました。
なぜそうできたのかと言いますと、泣いても笑っても、公認心理師の受験チャンスは残り一回しかなく、不合格の余韻に浸り続けていられるだけの猶予がなかったという点がありました。
そのため、後がないというプレッシャーは合格発表まで相当なものでしたが、この逆境を乗り越えてラストチャンスで合格できたのは、私の中でもかけがえのない財産となったと振り返っています。
さて、昔話から現在に戻りますが、やはり今回の不合格を受け止められるのにはまだ時間を要することになりそうですが、この経験は私にとって必要であったと言える日が来るように、これからじっくりと立て直して行きたいと思っています。
いみじくも、絶対合格ブログは13年目を迎えられて、ネタ切れに悩まされる日々をここ数年間痛感しておりましたが、こうして私の不合格体験をネタにすることで、一つの記事をまとめることができました。勢いのままおよそ40分で書き終えています。
この記事を読んでいらっしゃるあなた様がどのような状況下に置かれているのかはわかりません。
不合格になっても何とか立て直していけるかもしれないと、少しでも再起の一助になれれば、これほど嬉しいことはありません。
いつでもコメント等で現在の心境をお伝えくださいね。