苦しくて仕方がない受験勉強には犠牲が伴いますが。
絶対合格ブログでこれまで何度も話題にしていますが、昨今の国家試験に合格するためには、ただ単に問題集を丸暗記しただけでは困難です。
以下、社会福祉士・精神保健福祉士国家試験を例にあげて展開します。
誰でもできる勉強をしただけでは受からないのが試験の本質ですが、合格率上位入りするためには、犠牲が必要になってきます。
受験勉強上での犠牲と言うと、「時間」のことを指しますが、娯楽に使っていた時間等を削減する等して、勉強に傾注させる必要があるということです。
※ただし、勉強一辺倒のデメリットや対策については後述しています。
優先順位を勉強にして、他の作業を切り捨ててまで一転集中することで、絶対合格への覚悟と不退転の決意が固まっていきます。
この覚悟があるのかないかというのは、本試験で合否を分ける底力を発揮できる源にもつながっています。
どれだけ苦しくても、絶対合格を果たして自分に打ち克ちたい、進化したいという思いが強ければ強いほど、長時間の本番試験で1点、2点を左右させられる勝負強さを発揮してくれます。
これだけ勉強できる期間は人生のうちにそうないので、今の苦労は長い目で見ればあっという間の期間だったりするものです。
ただし、この期間で培った知識や経験は一生物です。
社会福祉士や精神保健福祉士試験合格後のメリットはあるのか
10月に入ってからは何度か記事で扱ってきましたが、ここでも触れておきます。
学習を始める前と現在とを比較すると、「学んでいたことで、視野が広まった」という感覚があるのではないでしょうか。
そうは言っても、「勉強して楽しくして仕方がない」というハッピーすぎる気分が持続しているならば、この記事はご覧になっていないでしょう。
社会福祉士や精神保健福祉士資格を取得していることで、人生が変わるのかと言ったら、その可能性を広げられる切符を手にすることができると言い換えられるでしょう。
実際に社会福祉士・精神保健福祉士有資格者を必要とする福祉の職場は多いです。
それらのライセンスがないと、仕事をさせられないくらい重要視している事業所も少なくはありません。
私は仕事柄、様々な業界の方々と名刺交換をすることが多いですが、「社会福祉士」「精神保健福祉士」と印字されているのを見ただけで、第一印象が変わります。
有資格者であるということは、国家試験を突破したという一定水準を証明できること、専門職としての職業倫理を学んできていることから信頼感を覚えられます。
もちろん、人間性が優れているかどうかは有資格者だけでは判断しきれませんし、第一印象とは違っていたなんてことは往々にしてありますが、私の周りで社会福祉士や精神保健福祉士資格を取得されている方は、有能な方が多いですし、人間としても尊敬できる方が多いです。
世の中、資格があるかどうかによって見る目も仕事も変わるという現実を知っているので、「資格取得の意義」を頭で考え続けるよりも、まずは合格だけに集中してみてくださいね。
勉強のために全てを犠牲にしないと合格できないのか
さて、受験には犠牲がつきものとは言いましたが、勉強一辺倒だと煮詰まってしまうことも多々あるでしょう。
心の余裕を維持するためにも、リラックスできる方法や気分転換法を捻出しながら、長丁場の受験生活をメンテナンスしていきましょうね。
私の場合は、ドラクエウォークという、歩きながらゲームを楽しむスマホアプリを1日も欠かさず5年間プレイしていまして、公認心理師試験生活も2年間両立させながら勉強していました。
山や川などに出かけてリラックスすることも好きなので、最近も休みの度に出かけています。
森林セラピーやアーシングという言葉が存在するように、心身からデトックスされるような癒し効果を感じ取り、脳が活性化できるメリットを感じています。
※森の中で見かけた渡り蝶「アサギマダラ」
趣味と勉強と生活の両立。
マルチタスクをこなすことで、人生のスケジュール管理がうまくなり、自分にとって不要なもの、欠かせないものを再認識させることができます。
受験勉強は辛いだけではありません。
これから勉強のメリットを身近なところで実感できるようになるはずです。