お前に受かるわけがない。
仕事をこなしながら、学校の両立と一発合格なんて成し遂げられないでしょ。
もしかしたら、他人は、このような非情な一言をぶつけてくることがあるかもしれません。
身近な相手かもしれないし、匿名性が特徴のネットで目にするかもしれません。
かくいう私も、宅建、社会福祉士試験を受験する前に複数の人間からぶつけられました。
当時会社で社会福祉士取得者が二名いたのですが、一発合格したのは一人しかおらず、後の者は仕事と両立しながら4度目の受験で合格できたという背景がありました。
家庭では、12月中旬になって初めて問題集を解き始めたノコノコな私を間近で見ていた親が、
「そんなやり方で受かるほど、社会福祉士試験は簡単じゃないから」
と、呆れた語気で揶揄されていました。
そういった傍観者の指摘を受けて、やる気を削がれてしまう方も少なくはないと思います。
やっぱり、こんな自分じゃ受からないんだな。
すっかり意気消沈してしまい、そのまま頓挫してしまうケースも珍しくないようです。
でも、その言葉をバネに、合格という結果を出した合格者もいるのです。
私がかかわってきた受験生の方の中にも、外野から野次を飛ばされてもしっかりと形を残された方が複数いらっしゃいます。
そもそも他人の成功や功績を快く思わない人間は必ず存在します。
例えば、私のブログのコメントやメッセージにも、定期的に誹謗中傷メッセージがやってきます。
広い世の中、何かを継続的に取り組んでいると、その姿が気に入らない者もいるのです。
そして、ある一部分だけ見て、分かったように過小評価を下す人間もいるのです。
もしかしたら、あなたが合格することで、自分の地位やアイデンティティーを揺らすことになるから、畏怖の念を抱いているのかもしれません。
みなさんの周りにそう言う傍観者がいたら、「合格」という結果を突き付けて閉口させてあげてください。
私は合格報告を上司と親にしたところ、
「まさか受かると思わなかった」
というような意表を突かれたリアクションが返ってきました。
この瞬間、自分はやれたんだと実感できたのです。
周りの人間がとやかく言おうと、試験はやれるべきことを継続的にこなしていれば合格できるようになっています。
お前に何が分かるのか。
自分を守ってあげられて、鼓舞できるのは他でもない自分自身。
自分を信じて最後まで貫いて行きましょうね。
自分の生き方や取り組み方は、他者に烙印を押されるものではないのです。