1月25日に公開された赤マル福祉の第27回試験全体の講評の通りでした。
◆共通科目
難易度は昨年よりもやや易化したものと思われる。
◆専門科目
全体を通しての難易度については、昨年と同程度であったものと思われる。
(赤マル福祉結果講評より引用)
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ちなみに、過去4年分は以下のようになっていました。
第26回 合格点84点(専門のみ37点)
共通科目→例年通り
専門科目→昨年のような難問・奇問が勢揃いしたことへの反省を踏まえ、改善された結果
第25回 合格点72点(専門のみ33点)
共通科目→昨年(第24回)並み~やや難しいもの
専門科目→例年並みであった
第24回 合格点81点(専門のみ40点)
共通科目→昨年並み(第23回)~やや難しいものと思われる。
専門科目→昨年(第23回)と比較して、やや難しくなったものと思われる。
第23回 合格点81点(専門のみ42点)
共通科目→例年並みの難易度
専門科目→昨年(第22回)とさほど変わらないものと思われる。
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受験終了後のみなさんの声に共通していたように、第26回試験と比べて、共通は易化しており、専門は新カリキュラム後で一番の難しさといった具合のようですね。
◆ 赤マル福祉のサンプル結果より推測する合格ラインの目安は
第27回
約2600人 平均89.8点 2月16日付
約2500人 平均90.1点 2月7日付
約2200人 平均90.5点 2月1日付
約1500人 平均91.2点 1月27日付
続いて、赤マル福祉の過去四年分サンプルデータ(診断表)を見ると、
第26回⇒2986人 平均87.4点(約87点)
第25回⇒1116人 平均78.66点(約79点)
第24回⇒サンプル1000人超えで、最終
第23回、第22回⇒平均点が89点だったようです(某巨大掲示板の過去ログより)。
第22回は、不適切問題が2問あって84点だったので、実質82点と見立てると、第22~26回までの過去5年間は、「赤マル福祉の平均点-7or8」=その年の合格点という流れでした。
しかしながら、サンプル数の増加に伴い、昨年度からはその法則は変化してきています。
※サンプルデータをもとに合格ライン予想を作るのは、同じ国家試験である宅建が典型的であり、毎年各資格学校が受験生のサンプルから、予想点を立てています。
拙ブログでも赤マル福祉の紹介を3年前から行っていますが、昨年度から一気に認知度が広がっているようですね。
サンプル結果集計は例年通りでいけば2月下旬まで更新し続けます。
今年の診断表の判定基準と、注意点は下記のように書かれていました。
A:得点率58%以上(合計点で87点以上)
B:得点率54%以上(合計点で81点以上)
C:得点率48%以上(合計点で72点以上)
合格基準点は80点は必須となります。
※ 第26回の例です
A:得点率57%以上(合計点で86点以上)
B:得点率54%以上(合計点で81点以上)
C:得点率48%以上(合計点で72点以上)
注意事項として、
当自動採点にせよ他社様の解答速報にせよ、毎年意外なほどに試験センター発表の正答と相違が生じます。自己採点結果も、実際は5点くらいの幅を見ておく必要があります。
とあります。
現在、自動採点を実施中ですので、未だの方はぜひご利用ください。一定間隔をもってデータ更新されます。
昨年の例だと、赤マル福祉では、5000人を超えるサンプル数が集まると、より正確なデータが集まると分析しています。
実際には合格率をどの程度に絞るかによっても上下してきますし、今年も各サイトによって解答割れが複数生じているので、合格発表その日にならないと実際の結果は分かりません。
過去2年間の流れを見ても、自己採点では不合格ラインだったものの、発表日になって正式解答では+数点上がって合格された方もいらっしゃいます。
赤マル福祉の自己採点結果で80点前半だった方は、不安と期待が入り混じっているでしょうが、人事を尽くしたわけですから天命を待ち続けましょう。
⇒赤マル福祉の診断及び自動採点はこちらから