宅建受験のまとめと近年の本試験の特徴
10回以上にも渡る私の赤裸々な宅建受験体験談をご覧いただき、ありがとうございました。
※ 見てないし、興味がないという方は、この記事をスルーしてください。
◆平成23年の宅建試験合格データ
合格点:36点(50点中)
合格率:16.1%(男15.7%、女17.4%)
合格者数:30,391人(男21,787人:女8,604人)
受験者数:188,572人(男139,148人:女49,424人)
受験者の平均年齢:35.4歳(男36歳、女34歳)
◆私の自己採点結果:36点(50点中)
・権利関係8/14
・法令上の制限6/8
・宅建業法14/20
・その他の法令8/8
独学で、試行錯誤しながら自分に合った勉強法を見つけて、3年目にしてようやく合格できた私ですが、振り返ると、近年の宅建試験の特徴としてこのようなことを言えます。
◆平成21年の試験改正により、宅建業法の出題数と、実務に伴うような事例問題が増加しているが、基礎知識さえしっかりと身につけていれば、過去問+基本書だけでも本試験を突破できる。
◆最低、過去問5年分(全250問)以上を徹底的に反復学習して、「なぜ~になるのか」を正しく答えられるようになれば、本試験で7割(35点)以上は取れる。
◆民法、建築基準法など、イメージが湧きにくい分野は、ゴロ合わせが有効である。
◆学歴は良いに越したことはないけれども、変にプライドが高くて、勉強法にこだわりがあると、痛い目に遭う可能性がある。むしろ、学歴がなくて、「なんとしても合格して自分を変えたい」という強いモチベーションの持ち主は、本番に強い(現に、早慶出身でも、不合格になる人間が少なくないという話は珍しくない)。
過去5年分過去問中心勉強法が通用したことから、同じやり方で、社会福祉士試験にも臨みましたが、作戦通り通用しました。
ですから、私の社会福祉士受験のベースは、宅建受験体験が大きく影響しています。
宅建本試験まであと一ヶ月です。
先日も、二日連続で図書館や電車内で宅建受験の勉強をしている男性を見ました。
今が最後の追い込みですね。
需要があるかどうかは分かりませんが、今後もちょくちょく宅建受験のコツや乗り越え方などの記事を扱っていきますので、受験生のみなさまのお役に立てれば幸いです。