社会福祉士国家試験「今年こそは絶対合格計画」

社会福祉士・精神保健福祉士国家試験に40日以内で一発合格した管理人の学習法をベースに、不安を不っ飛ばして“安心”に変えられるブログを目指しています。

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第37回社会福祉士試験・第27回精神保健福祉士試験対策・国家資格キャリアコンサルタント試験対策がメインですが、全ての資格試験に共通する効率勉強法を紹介しています。

社会福祉士試験は約35日間、精神保健福祉士試験は約20日間、キャリコン試験は約30日間独学で一発合格を果たし、公認心理師試験は1日1時間未満、楽学勉強法中心でリベンジ合格を果たしています。

試験前から合格発表日までのマークミスの不安、孤独な勉強の不安等、不安を不っ飛ばして“安心”に変えられるブログを目指しています。

「社会福祉士試験は一ヶ月で受かる」のは本当なのか。


 

9月も今日でラストですが、この記事をご覧の方は、もう既に勉強に取り組んでいる人、まだ勉強を開始してないけれど、そろそろスタートしようと心掛けている人等、様々でしょう。

 

いずれにせよ、まだ四ヶ月以上本試験までありますから、合格レベルに達するまでに十分に時間は用意されています。

 

ただし、この時期には特に気を付けなければならないのは、勉強から逃げたくなる自分といかに向き合うかということ、誤った見立てを持つことです。

 

みなさんは知的好奇心が高い方々でしょうから、まずないでしょうが、本番までほとんど勉強をしないまま、試験に挑む人が一定数いるのです。

 

 

体調不良が理由ではなくて、「あえて勉強しない」というスタイルです。

 

「まだ試験まで十分時間があるし、やる気が起きたらやればいいや」と、高をくくって中途半端な学習量で臨むことで、散ってしまうのです。

 

なぜ試験日まで時間があるのに勉強をしないのかと言ったら、「やる気が起きない、忙しい」と、精神的な問題が影響している場合もありますが、試験そのものを甘く見ている人もいるのです。

 

ネット上で、

 

社会福祉士試験は一ヶ月あれば余裕で受かる。

福祉系最難関国家資格って言っても、30%も合格しているんだから、そんなに本気にならなくても受かるんだよ。

 

なんて書き込みを毎年のように目にしますが、勉強にやる気が起きない時にそのようなフレーズが目に飛び込んでくることで、自分が勉強を辞めるための良い口実に使ってしまう危険が生じます。

 

一ヶ月あれば楽勝で受かるほど社会福祉士試験は簡単ではありません。

 

10年以上拙ブログの歴史を見ても、受験経験者や合格者のほとんどが楽勝という感想を残されてはいません。

 

本当に誰もが簡単だと思える試験難易度ならば、合格率を見れば一目瞭然でしょう。

 

毎年7割以上の方が哀しい思いをしている現実や、学校別合格率を見ても複数の高偏差値の難関大学ですら合格率が芳しくないという事実が際立つ点からも物語っています。

 

これは社会福祉士試験だけではなくて、精神保健福祉士試験をはじめ、他の国家試験にも共通している真実です。

 


一口に「簡単」と言っても、誰が何を根拠に述べているのかが不明である以上、真に受けるのは危険です。

 

こういうと上から目線のように聞こえるかもしれませんが、何を隠そう私自身が公認心理師試験を甘く見立てて不合格になっているからこそ、そう言えます。

 

初回受験は、あえて過去問を一切解かずに、予想問題集のみで挑むという実験的勉強法が見事に外れて崩れ落ちることになったのです。

 

www.zettaigoukaku.com

 

 

 

私の友人が第24回試験時に2度目の再受験しましたが、あと4点で落ちました。

 

本試験までやる気が起きずに、ほとんど手をつけないまま本番を迎えたとのことです。

 

彼は本試験の出来具合から不合格を確信していたようで、さほど落ち込んでいる様子がありませんでした。

 

しかしいざ自己採点が終わって惜しい結果だったからだか、次のようなことを言い残しました。

 

社会福祉士って仕事に絶対条件じゃないからさ、今一本気になれなかったんだよね。それでこの点数だから、本腰入れれば受かってたかも。

 

去年受けた介護福祉士は業務に直結してただけに勉強したから、7割得点できて受かったんだけどね。

 

次に、初めて受けた会社の同僚は、試験が終わった後の感想として、以下のようなことを放ちました。

 

受かるわけないじゃないですか(満面の笑み)

だって全く勉強しないで受けたんですよ。

今回は様子見が目的だったんですから。

 

あまりにも清々しくて、自信に満ちた言い方だったので、拍子抜けしたくらいのインパクトがありました。

 

冷静に見ると二人の発言からわかるのは、「本試験は勉強をしっかりしないと受からない」という試験の真髄です。

 

ご存知の通り、第25回試験からは試験傾向が例年以上に複雑化して、合格率が19%を切る波乱の結果となりました。

 

私が受験した第24回試験以前は80点強でも合格できる回がありましたが、第27回からは合格点が85点以上になっている推移からも、もはや「社会福祉士は楽勝で受かる」という誤った見立てを持てるような時代は過ぎ去りました。

 


一部の偏った(誤った)情報に翻弄されずに、絶対合格のための具体的な目標を立てて、弱くなる自分と向き合いながら達成しましょうね。

私もついていきます。