大型連休が明けて初めての週末ですが、全国的に気温が高くなっていますね。
寒暖の差も激しく、新年度からの疲れが心身ともに表れやすい時期でもあります。
今回は、対人職に関わっている方のセルフケアに役立てそうな関連書籍と、身体を動かしてストレス発散につながる方法をご紹介させていただきます。
対人援助職のためのセルフケア本
森林セラピー(自然セラピー)
森林セラピーでも同様の実験を行いました。
そこでは交感神経活動ではなく、「血圧」で同様の結果を得ているのです。
92人の成人に協力してもらい、15分間森林を歩行したあと、血圧の値がどう変化したのか計測しました。
仮説としては、「リラックス効果によって血圧が下がる」ですが、実際にデータを見ると、個人差が大きく、上がる人もいたのです。
そこで、各人がもともと持っている血圧の数値に注目したところ、おもしろいことがわかりました。もともと血圧が高い人は森林での歩行後に血圧が下がり、もともと低い人は、反対に上がったのです。
これは「歩行という適度な運動による効果なのでは?」と思われるかもしれませんが、同じ人が都市を歩いてもその効果は得られませんでした。
したがって「森林特有の効果である」ということがわかりました。
全国62の自然基地
なかなか行けない方のための自然音(動画)
アニマルセラピー