今回は、この夏から本格的に絶対合格計画を考えている方を対象にした記事になります(主に社会福祉士試験受験生向け)。
初回受験も再受験の方も共通しています。
昨日7月7日赤マル福祉コラボ七夕企画の中で、フクロウさんが下記のようなメッセージを贈ってくれました。
今度の試験から新カリキュラムよね。共通科目の科目数・問題数はほとんど変わらないけど、専門科目はずいぶん減るわね。決して「楽に」なるわけじゃないと思うけど…最近の合格基準点と合格率を考えると、ずいぶん受かりやすくはなったわよね?ウカるんちゃん!?逆に、やるべきことがやれればウカル、その域に達しないと受からない、ってのが「わかりやすく」なったわよね。
新カリキュラムに変わることで、未知なる不安が勉強もモチベーションにつながってくるかもしれませんが、見方を変えれば、「やるべきことやれば受かりやすくなった」ということとも言えます。
今回の記事で、そのやるべきことを定着させるためのヒントになれば幸いです。
いつから勉強を始めるのがベストなのか
1.7月から(受験の夏を意識してこの時期からスタートされた方)始める方
2.既に始めているものの、途中で中だるみして直前期にエンジンがかかる方
3.夏が明けて秋から勉強をスタートされる方
4.直前期の冬から勉強をスタートされる方
過去12年間、勉強を始められた受験生の傾向をまとめると、上記の4つの時期でした。
どの時点から始めるのが正しくて、合格率が上がると言うような話ではありません。
人それぞれ自分に合ったペースがあるので、何よりも無理なく継続できるような期間とメンタル状態で取り組まれることが肝心になってきます。
仮に2のやり方を進まれることになったとして、秋ごろから再始動したとしても、それまで勉強していたことを全部忘れていたということはありません。
少しだけでもコツコツ勉強しておけば、間が開いてもその蓄積が役に立てる時が来るので、この時期からの勉強は無駄ではありません。
基礎知識を定着させておくことが重要なのは今後も変わりませんから、今から一日一問でも継続学習させておくと、最後の最後で勝利につながります。
自分はスロースタータータイプなのか、じっくりと時間をかけてコツコツ学習をされる傾向があるのか、「己」を知ることが合格への近道になります。
仕事や家庭との両立で合格を果たせるのか
受験を志すにあたって、受験そのものだけに没頭できれば理想的に思えるでしょうが、現実的には仕事、子育て、家庭、介護等と両立しながら長丁場で立ち向かって行かなければならない環境下に置かれている方が大半です。
千差万別の受験事情の中、途中で挫折せず、最後まで全う出来る勉強生活を送れることが何よりも大切です。
そのために自分をメンテナンスしてモチベーションを保てるような【手段(情報)・人脈・スキル】を集めておくことも重要です。
もちろん、この絶対合格ブログがその一助となれるよう更新してまいります。
結論、長い道の中、勉強との両立でも、合格は不可能ではないということを忘れないでくださいね。
他方で、仕事を退職されて勉強一本で臨まれる方も毎年いらっしゃいます。
今年もそのような方の合格の声がしっかりと届いているので、両立も受験のみの挑戦も、いずれも合格は成し遂げられることを先輩たちの背中が教えてくれます。
これから社会福祉士試験を目指す上で自分自身と向き合うことが幾度と無く訪れるでしょう。
「なんでこんなにもの覚えが悪いんだ」
「こんな自分が合格できるのだろうか」
と、壁にぶつかってしまうような場面が一度や二度訪れるかもしれません。
そんな時こそ、「なぜ社会福祉士を目指したのか」「社会福祉士合格後にどのような自分になりたいのか」という原点や未来図をイメージングすることで、一歩前進できるものです。
社会福祉士試験受験の前に他試験を受けて自信をつけておくことも有利です
試験そのものに慣れていない方や、何度も受験しても結果が出てない方は「試験に慣れる」「試験に合格する」という実績を作っておくことも弾みになります。
例えば私がオススメしている社会福祉士関連資格の一つは東京商工会議所主催の「福祉住環境コーディネーター」です。
建築の基礎知識も求められる試験内容ですが、高齢者や障がい者をとりまく環境や相談援助支援などは、社会福祉士試験のカリキュラムに共通しています。
3、2、1級があって、4択から1つを選ぶ出題形式です。
合格基準は100点中の70点以上の絶対評価です。
2級までは社会福祉士試験よりも難易度も低く、社会福祉士試験の入門資格としてオススメです。
2021年度からは試験期間内であれば、都合の良い日時で自宅から受検できるIBTという方法がスタートしました。
その場で合否が分かるようで、受けやすい試験に変革しました。
なお、資格試験に参加することには抵抗があったり、困難な状況下である場合は、1日や複数日で終わる講習や研修に参加することもオススメします。
ネットで調べれば多数の情報が出てきますが、社会福祉士や精神保健福祉士試験内容に共通しているような心理・福祉・教育面等の内容に参加することで、受験勉強にも弾みがつくかもしれません。また、そこで知り合った人脈も、今後受験を目指す上でのメリットになるでしょう。
受験のことを周囲に秘密にしておくかどうか
初回受験にしても、再受験にしても、会社の人間やご家族の理解や協力も欠かせないので、受験を秘密にしておくよりも、予め話しておいた方が精神衛生上にも良いかもしれません。
中には、周りに受験を話すことでプレッシャーになるから控えている方もいるかもしれませんが、「絶対合格」へのモチベーションは高くなる効果もあります。
「これだけ応援してもらっているのだから合格しなければならない」
「合格して周りに還元したい」
という思いがいざという場面で自分を鼓舞して逆境を乗り越えられる力へと変わるのです。
私の場合は、社会福祉士、精神保健福祉士、公認心理師試験ともに公言しておりましたので、プレッシャーも半端なかったですが、逃げ道を塞ぐことにもなり、モチベーション維持になりました。
そして、合格発表日に理解者、協力者と喜びを分かち合えるのは格別の喜びです。
以上、受験を志す上で何らかのヒントに繋がれば幸いです。