社会福祉士国家試験「今年こそは絶対合格計画」

社会福祉士・精神保健福祉士国家試験に40日以内で一発合格した管理人の学習法をベースに、不安を不っ飛ばして“安心”に変えられるブログを目指しています。

第29回国家資格キャリアコンサルタント実技面接試験を終えて悶々としていたら。

 

 

第29回国家資格キャリアコンサルタント実技面接試験を受験された皆様、まことにお疲れ様でございました。

 

まず面接試験そのものを全うできるまでのプレッシャーや不安を抱えている方も少なくはなかったことでしょうが、無事に終えられて何よりです。

 

前半の面接試験を終えて、感想アンケートを募集しましたが、結果的には9割の方が「うまくできなかった(自信がない)」と感じられています。

 

第23回〜28回までの同様アンケートを見ても、試験直後に手応えを感じられておられない方が圧倒的に多いことが共通しています。

 

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手応えという抽象的なキーワードを、どのような状況なのかについて、具体的に考えてみると、

 

「相談者に変化が生まれたか」

「技法を活かせた結果、効果を感じられたかどうか」

「口頭試問時に、試験官の問いに対して、適切に回答ができたか」

 

等があげられるのではないでしょうか。

 

ちなみに合格できた私自身がどうだったのか振り返ってみると、上記の3点、全てに自信(手応え)がありませんでした(苦笑)。

 

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相談者が話したいことを話せた感覚は、ノンバーバル面含めて終始皆無でした。

 

事実確認に傾注している感じで、奥にある気持ちの面を表出いただけた実感はありませんでした。

 

 

初回面接で、15分という非常に短い時間の中で、相談者に変化や気付きを促せるようなカウンセリングを実践できた自信はありませんし、終始表情が曇っていたのが印象的です。

 

息つく間もなく口頭試問では、「1分以内に回答せよ」パターンがたて続き、そもそも問題把握が十分に成し遂げられた状態ではないのに、瞬時に要約して伝えなければならないプレッシャーから、冷や汗状態でした。

 

自分でも何を言っているのか、理路整然としていないと俯瞰しながらも、制限時間がわずかで、巻き戻せない状況から、出たとこ勝負みたいな感覚で終わりました。

 

最後の場面では、試験官から「もう言うことはありませんか?」的な促しをされて、「これは回答不足だから催促されたんじゃないか」と焦りましたが、最後まで足掻かずに、「ないです」と覚悟を決めて終わったのでした。

 

そんな具合ですから、口頭試問で挽回できた感覚は一切なく、合格発表日まで絶えずモヤモヤと「もっとああできた」という反省が押し寄せてきました。

 

あれから2年が経ちましたが、今でもその消化不良は続いているくらいです(苦笑)。

 

その消化不良が言動力となり、キャリアコンサルティング技能士2級試験受検へとつながっています。

 

実技面接試験は、正答が公開されずに、途中で強制的に終わってしまうことから、客観的に自分の行ったカウンセリングがどうだったのかという、細かい分析ができないまま終えるのですよね。

 

全ての面接過程が終わるまで、試験内容を口外してはならないというルールも、悶々と抱え続けなければならないのがしんどかったりします。

 

指導者や仲間うちで、後日フィードバックや振り返りを行う方も多いと思いますが、私の場合は、実務経験ルート、独学で受験したのもあり、試験の話を分かち合える人間はほぼいませんでした。

 

さて、私の体験談はこの辺にしておいて、前述した通りに、私を初め歴代の合格者の方々も、試験終了後に手応えを感じられずに悶々とされていても、合格を果たされています。

 

このモヤモヤや悶々とした気持ちは来月末の合格発表日に報われると信じておりますし、この経験で得た気づきは実務上や実生活でも活かせるはずです。

 

全身全霊で受験なさったあなた様です。
お疲れ様でございました。

 

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