いよいよ明日から、第26回国家資格キャリアコンサルタント実技面接試験がスタートしますね。
毎回同様になりますが、試験日から感想・手応えX投票を用意いたしますので、試験終了後の参考にしていただければ幸いです。
さて、受検を直前に控えたみなさまの心境はいかがでしょうか。
もしかしたら、先日の論述試験の手応えがいまいちだったり、自信がなくて、尾を引いておられるかたもいらっしゃるかもしれませんね。
ですが、この面接試験もそうですが、ご自身の主観、「手応え」というものが必ずしも結果につながるとは言い切れませんし、「できなかった」部分にフォーカスされているということは、この面接試験でも軌道修正して臨めるというメリットもありますので、アドバンテージもあると思います。
さて、面接試験がうまくいくかどうかという心配とシュミュレーションを重ねられている方に向けて、試験ではなくて、出張面接に行くくらいの感覚で臨まれると、きっと相談者さんにとっても、有益な時間になるのではないかと思います。
私自身、キャリコン試験を受検した際は、ロープレ練習を一切せずに、通常の面談を担当するようなスタンスで15分を過ごしたのですが、結果的には良かったと思える点がありました。
2級技能士面接試験の際は、「目標設定まで到達するよう心がけるように」との指標がありましたので、時間の進行とともに、なんとか目標や方策の合意までたどり着かなければというCC本位の到達点を強く意識して、言動でも示していました。
結果的に方策の合意までたどり着いて終了しましたが、不合格となりました(基本的態度と問題把握力は合格点を超えていましたが、関係構築力が最も点数が低かったです)。
今振り返っても、目の前の相談者とラポールが構築できていない中、誘導してしまったと反省しております。
国家資格キャリアコンサルタント試験においては、問題把握まで到達できることが指針となっておりますが、私自身も、試験時には問題把握に時間をかけている最中に時間切れとなりました。
ノンバーバルな面を含めて、相談者の変化や気付きを促すことができた手応えは全くなかったので、合格発表日のその瞬間まで自信を持てずにいました。
結果的にはオールA(CC協議会試験)でしたので、あらかじめ用意したかのような試験対策用のロールプレイを実施しなくて良かったと振り返っております。
本番は、想定どおりの流れにいかないのが自然ですので、基本的に相談者のためになるような姿勢を貫ければ、きっとその真摯な姿が試験官にも伝わるはずです。
※ちなに、口頭試問も全く手応えがなく、話している最中も「言いたいことが全然うまく伝えられていないよ」と気づきながら、撤回や巻き戻しができないので、言い切った感じでした。
ベストが尽くせますように、心より願っております。