第25回社会福祉士試験が終わってから早一ヶ月が経とうとしています。
第26回試験を初受験される方の閲覧の他にも、不本意な結果に終わった方、リベンジ受験を志している方もご覧いただいていることだと想像します。
今だからこそ話せますが、私は先月の合格発表の後、合格者に対して心から祝福を送っていた反面、それ以上に多かった不合格という結果に終わった受験生の気持ちを汲むと、複雑な気持ちに陥っていました。
ブログの継続自体を考え直す時がやってきたと感じました。
不合格のショックから、合格者を祝う記事を快く思わない方や、このブログが更に精神を追い詰めてしまう危険性があることを危惧したのです。
そんな中、私が胸を打ったのは、今回は思うような結果には至らなかったのに、辛くて悲しいはずなのに、合格者に賛辞を述べる受験生の声が際立ったことです。
私自身が不合格になってしまった衝撃を何度も経験している分、他者の喜びを受容しようとされているその懐の広さには感服しました。
将来のため、家族のために、次回こそは合格したいという気持ちのこもったメールも届いていて、一つ一つが胸に響きました。
かつて不合格の悔しさを味わったみなさんは、強いです。
試験に落ちたから弱いのではありません。
それでも前を向こうとするその魂と、自分のことだけではなく、自分も含めた他者を慮るその慈愛に満ちた人間性が素晴らしいのです。
何度も何度も這い上がるその不屈の精神は、私は大好きです。
あの悔しさを忘れないでいれるみなさんならば、想像以上のポテンシャルを発揮できるはずです。
それは第26回本試験だけではなくて、その後の人生においても。
私が今でもブログを続けているのは、合格者からのメッセージとエールを頂戴した他にも、何とかして今年こそは絶対合格したい方と戦友のように3月の試験を突破したいという思いが芽生えたからです。
そう、3月15日のあの瞬間から。
私は挫折とコンプレックスの連続を重ねてきました。
そんな弱い私にエネルギーを与えてくださる他でもないみなさんだからこそ、次回こそは開花すると信じています。