勉強のペースや合っているテキスト・問題集に関しても、千差万別です。
第27回試験の合格体験談を見ても分かるように、勉強の開始時期や平均学習時間は人それぞれでした。
ウサギと亀の例えではありませんが、亀のように1年間くらい毎日コツコツ勉強を重ねて合格される方もいれば、12月くらいになってようやく本腰を入れて、短期合格を果たす方もいます。
どちらが正しくて、間違っているかの観点ではありません。
自分がどちらのペースに該当するのか、マイペースでも合格を信じて勉強を続けられるモチベーションをキープできるかどうかに合否がかかってきます。
1月から駆け込み詰め込み式勉強で合格を果たした方が私の周りに数人いますが、「試験日までもう残された時間が少ないから諦める」という考えに陥る方もいる中、タイムリミットが切られているからこそ、やる気がみなぎってきて、火事場の馬鹿力を発揮するタイプの人間もいるのです。
4月から余裕をもって開始したところ、6月くらいになって中だるみしてしまい、結局再起したのは年末の12月になってしまったけれども合格できた方もいます。
試験日まであと9ヶ月以上もある中、いまいちやる気が起きないという方や、2015年度版問題集が発売されていないから、受験モードに入っていないという方もいらっしゃると思います。
新年度になって仕事や子育てが多忙な時期でしょうし、新卒見込みで受験予定の方は、就活や実習の準備などで勉強する余裕などないかもしれません。
それはそれでいいんです。
自分の中でやる気スイッチがオンになるタイミングが訪れてからでも遅くはありません。
恐らく今この記事をご覧になっていることからも、受験に対する関心度は高いはず。
頭の片隅でも、受験を意識していれば、試験に関連するキーワードに目が届くようになるでしょうから、その積み重ねでいつかギアが入るようになるでしょう。
加えて本試験の1点につながる+αの知識が身につくような習慣に切り替わるかもしれません。
福祉というキーワードを取っても、身近な生活の中で発見が多々あるものですから。
急がず慌てずに、自分のペースで合格への戦略を立てましょう。