社会福祉士国家試験「今年こそは絶対合格計画」

社会福祉士・精神保健福祉士国家試験に40日以内で一発合格した管理人の学習法をベースに、不安を不っ飛ばして“安心”に変えられるブログを目指しています。

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第37回社会福祉士試験・第27回精神保健福祉士試験対策・国家資格キャリアコンサルタント試験対策がメインですが、全ての資格試験に共通する効率勉強法を紹介しています。

社会福祉士試験は約35日間、精神保健福祉士試験は約20日間、キャリコン試験は約30日間独学で一発合格を果たし、公認心理師試験は1日1時間未満、楽学勉強法中心でリベンジ合格を果たしています。

試験前から合格発表日までのマークミスの不安、孤独な勉強の不安等、不安を不っ飛ばして“安心”に変えられるブログを目指しています。

なにもしない人になってしまっていることに焦りを覚えていたら


先日取り上げた記事で、『レンタルなにもしない人』と『自宅浪人記録』がありましたが、この二つのタイトルがリンクした経験があったことをとっさに思い出したで、いつもとテイストが異なりますが当時を振り返りつつ紹介します。

 

 

 

この絶対合格ブログが生誕して間もない頃のことです。
今から7年前、2012年のちょうど秋の時期だった記憶があります。
社会福祉士として初めての仕事に就く直前に、私は時間をもてあましていたのもあって、何か新しいアクションを起こすことに躍起になっていました。

私は人とつながることを欲していました。

自宅生活で孤独と向き合う日々の反動という点も大きかったのだと思います。


当時はFACEBOOKが主流になっていたのもあって、ひたすら学生時代に関りがあった人間の名前を入力してリサーチしたりしましたが、安易に見つかったものの、既に家庭を持っていたり、リア充生活を目の当たりにするような写真や文章が目に飛び込んできて、「自分が進んできた道は正しかったのだろうか」と更に孤独が深まって勝手に凹んでいたりしました。


しかし、それだけでは私の欲求を満たすことはできないので、昔仲が良かったけれども離れ離れになって連絡先を知らない旧友や、恩師のページを見つけることができたので、手当たり次第メッセージを送って半分以上の方から返信をもらうことができました。

懐かしさがこみ上げてくると同時に、今何をやっているのかという話題になり、何人かとはその勢いのまま実際に会う流れに至ったりしました。

時代が流れて当たり前ですが外見は過去の記憶よりも大人になっていたものの、やり取りをしてすっかり過去の自分に戻ったような感覚に浸れました。


しかし、みな前を向いてそれぞれの夢や未来に向けて前進している姿を知って、アルバイト生活だった自分もここで留まらずに、これまでの経験を活かして社会とのつながりを作りたいという気持ちが固まりました。

 

人とのつながりを求めていた私は、他にも当時絶対合格ブログを更新しているのと並行して、恋愛が上手くいかない方々の無料悩み相談活動を行っていたのですが、ひょんなことから一人の相談者様と実際に会うことになりました。


ちなみに15年以上活動を続けていて、5000人くらいオンラインでやり取りをしてきましたが、オフ会以外のサシで実際に会ったことがある相談者様は片手で数えるくらいしかありません。


当時都内に住んでいた私でしたが、その方も都内在勤の二歳年上の男性で、いつもうまくいかない片思いに悩まれていたのですが、この時の私は「実際に会って話を聴いてみたい」という欲求が高ぶっていて、そのまま相手にオファーを出したところ快諾して翌日には有楽町の喫茶店で合流することになりました。


まさにレンタルなにもしない人のように、ただひたすら相手の話に耳を傾けるだけの取り組みで、飲食代も割り勘で、謝金は一切もらわずに、3時間くらいうまくいかない片思いの悩みを聴き続けました。

 

正直、別れた後は疲労感がありましたが、私は人の悩みを聴かせていただくということが苦ではなくてむしろ欲しているということに改めて気づかされることになりました。


それから三か月後にはオフ会を開いてピアカウンセリングを5回以上続ける等して、あらゆる男女の心の襞に触れられる場を設けてきました。

そのような経験が社会福祉士になった今でも活かされているというのもあります。

なぜ当時の記憶を思い出して文章化したかと言えば、レンタルなにもしない人のドキュメンタリー番組を見て過去を回顧したというのがきっかけでしたが、一見無駄なように思えるような経験でも後になっても貴重な出来事だったと振り返られるようなこともあるのだと言いたかった点もあります。


仮に自分の居場所や生きる目的が定まっていなくても、心から欲している何かやサインに気づいていたら、蓋をしたり目を背けずに、まずは行動に移してみてください。
すぐには結果は得られないかもしれませんが、そういう時期に体験できたものは後々になって血肉となり、財産になり得るような出逢いにつながるかもしれません。