社会福祉士国家試験「今年こそは絶対合格計画」

社会福祉士・精神保健福祉士国家試験に40日以内で一発合格した管理人の学習法をベースに、不安を不っ飛ばして“安心”に変えられるブログを目指しています。

第37回社会福祉士国家試験の合格点は何点になるのかについて。

 

新カリキュラム初となる第37回社会福祉士国家試験と第27回精神保健福祉士国家試験の合格基準点がどう定まるのかというのは、受験する誰もが気になるところですよね。

 

既に公式ページで今年度試験の概要が発表されていますが、昨年度同様の「問題の総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上の得点の者。」でした。

 

変更点は、総合点が150点(問)から129点(問)に、専門科目のみは、67点(問)から45点(問)になったことです。

 

※精神保健福祉士試験は、総合点が163点(問)から132点(問)に、専門科目のみは、80点(問)から48点(問)になりました。

 

 

今回は、試験前であくまでも管理人の推測の域になりますが、第37回社会福祉士国家試験の合格点がどのように設定される可能性があるのかについて考察しました。

 

参考程度ですが、第36回、第35回試験終了後は、99点以下に収まる可能性が高いと予想しましたが、結果はジャスト6割の90点でした。

 

 

 

 

 

新カリキュラム一回目の第37回社会福祉士国家試験も同様で、6割の77点前後に設定される可能性が高いと考えます。

 

 

 

その一番の根拠は第34回試験結果で、初の合格率40%超を記録したことです。

 

これまでの試験は30%前後で調整されていましたが、合格基準点に収まる形にして、合格率を上昇させたのは、初の形でした。

 

なぜそのような結果となったのかを推測する上で欠かせないのが、2022年9月に書いた下記の記事です。

 

第34回社会福祉士試験合格発表後、一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟会長が、今後の合格基準点についての意見を出されました。

 

日本社会福祉士会も「社会福祉士国家試験制度の見直しに係る意見について(詳細版)」の中で、「最低でも合格率60%以上の水準で設定するべきである」という声明を出されていました。

 

 

 

 

以後、第35回試験は6割ジャストの90点で、合格率44.2%、第36回試験も6割ジャストの90点で、合格率は58.1%に上昇しています。

 

今年度第37回試験から試験制度が変わるという変革期でもあり、初回から合格率と合格点を絞る可能性は低いと私は予想します。

 

 

参考に、同じ厚生労働省所管で相対評価である公認心理師国家試験は、第6回試験から実務経験者が除外された新形式での試験となりましたが、合格点は基準通りの6割ジャストで、合格率はなんと約73%でした(第5回試験は約48%)。

 

院卒生中心受験でしたので、どの程度変更があるのか注目していましたが、合格水準を6割に合わせて、合格率を上げるという結果になりました。

 

 

 

今年度から開始するこども家庭ソーシャルワーカー認定資格の要件も、社会福祉士や精神保健福祉士の有資格者が該当するように、社会福祉士の社会的需要はますます増えており、有資格者を絞る方向性ではないことを第35回試験で知ることとなりました。

 

kodomo.jswc.or.jp

 

 

まとめると、現時点で、新カリキュラム第一回目に大幅に合格者を絞ることを想定した試験とする可能性は少ないと思われます。

 

絶対合格ブログでは、引き続き、みなさまの夢と可能性を叶えられるための場であるように、実現されるその日まで、お供させていただきます。